流れ雲

繰り返しと積み重ねの過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく、神戸発信

歴史・履歴への許可証

>pass into history
歴史・履歴への許可証

昨日という日は歴史、
明日という日はミステリー、
今日という日はプレゼント(贈り物)


ボブ・ディラン (未来)
何もかも失われた時にも、
未来だけはまだ残っている


ボブ・ディラン:米国の
シンガーソングライター。
グラミー賞アカデミー賞をはじめ
数々の賞を受賞。
詩人としてノーベル賞にノミネートされ、
2008年には、ピューリッツァー
特別賞を受賞している。
アメリカ文化に大きな影響を与えたシンガー。
「何もかもが 失われた時」とは、
いったいどんな場合を指すのでしょうか。
失うことで、目の前の行き先も、目的地も見失い、
目の前を照らす光さえも見失ってしまう時、
人は「絶望」という言葉で、
自分のこれからの進むべき道を
自ら閉ざしてしまうことがあります。 ですが、
ボブ・ディランは自信を持って
そのことを否定しています。
「未来だけはまだ残っている」
全てが失われてしまったと、思っているあなた。
自分をあまりに過小評価していませんか?
この世に存在している全ての人、
それはどんなに若くても、どんなに年をとっていても
どんな境遇に生まれていても、
取り返しのつかない大切なものが失われても、
これからやってくる時間と可能性は、
誰にも否定できない現実でもあるのです。
それは、未来のことは誰にも予想できない、
ということと同意義でもあるのです。
あなたが苦しみの中にいる時、
絶望している時、悲しみに襲われている時、
何もかも失われた時にも、
未来だけはまだ残っている 
呪文のように言葉にしてみると、
不思議と心が前に進み始めます。
「初めに言葉ありき」です。
心も体も巡り会わせも、言葉の後に
不思議とついてきます。
ゆっくりと行きましょう。
誰にもわからない未来に向かって。

わすれな草(スイスの昔話
 

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 むかしむかし、あるところに、
とてもなかのよい男の子と女の子がいました。
あるとき、この二人が山のぼりにでかけました。
手をつないで歌をうたい、ズンズンとのぼっていくと、
やがて川が見えてきました。
「あら、あんなところに花がさいてる」
女の子がいいました。
ゴウゴウとながれる川のすぐそばに、
青い花がさいていたのです。
男の子は大好きな女の子のために、
その花をとってきてあげようと思いました。
体がぬれるのも気にしないで、
男の子は岩をのぼっていきます。
ところが、その花に手をのばしたとたん、
川の水で足がすべりました。
男の子はあわてて花をつむと、
女の子にむかってその花をなげました。
そしてそのまま川におちると、
すごいはやさで流されていきます。
ゴウゴウという水の音にまじって、
男の子の声が聞こえてきました。
「大好きだよ! いつまでも、
ぼくをわすれないでね!」
そのときから、その青い花には
「わたしをわすれないでね」という意味の
『わすれな草』という名まえがついたそうです。
 

f:id:campbll3:20141216205551j:plain  恋物語

むかし、ある長者に年頃の一人娘がいました。
娘は家の用事で川のそばを歩いていましたが、
このところの長雨つづきで川は大水です。
「まあこわい。気をつけて歩かないと。・・・あっ!」
運悪く娘は足をすべらせてしまい、
そのまま川に落ちてしまいました。
さあ、たいへんです。
見ていた人が川にかけよりましたが、
娘はどこへながされたのか、
どこをさがしても見つかりません。
それを聞いた長者はうろたえ、
通りかかった易者(えきしゃ)に娘の居場所を占わせると、
「板ぎれにつかまって、少しむこうの
ふかいところに浮いておる」と、
教えてくれました。
おかげで娘は見つかりましたが、
川はたいへんな大水なので、とびこんでいって
助ける事ができません。
そこへ、目の見えない男がやってきて、
「わたくしがお助けしましょう。
なわを用意してくだされ」と、
自分の体になわをつけて川に飛び込むと、
なんとかむすめを引きあげてくれました。
でも、娘はひどく弱っていて、
今にも死んでしまいそうですと、
こんどはそこに医者がかけつけ、
ありったけの手あてをしてくれたので、
娘はなんとか命をとりとめることができました。
助けてくれた三人に感謝した長者は、お礼に
娘を嫁にやることにしましたが、娘は一人なのに、
助けてくれたのは三人です。
易者と目のみえない男と医者の、
だれに娘をやるかまよいました。
三人とも命の恩人ですし、三人とも
娘を嫁にほしいといいます。
「はて、どうしたものかのう」
こまった長者は、名裁きで有名な
大岡越前守に頼むことにしました。
「どうか、大岡さまに娘の婿を選んでいただきたい。
三人のうち、誰が娘を一番しあわせに出来るか、
大岡さまの名裁きをお願いいたします」
「・・・うむむ」数々の難問(なんもん)を解決してきた
越前守(えちぜんのかみ)ですが、このときばかりは
さすがに困ってしまいました。
「まあ、三日まってくれ」
とりあえず、その日は長者を帰らせて、
それから三日間、夜も寝ないで考えましたが、
よい知恵がうかびません。
三日たって、再び長者がやってきましたが、
「あと、二日まて」と、日をのばしてもらいました。
そして、とある滝の近くへ気ばらしに
でかけることにしたのです。
「ふう、こまったこまった。
やっかいなことを引き受けてしまった」
岩にこしをおろして、ボンヤリと滝をながめていると、
ふと、話し声が聞こえてきます。
じつは岩の下にほらあながあって、
そこを山賊(さんぞく)が隠れ家にしているのでした。
耳をすませてみると、なんと、今回のさばきについて
話をしているではありませんか。
「大岡さまでも、あのさばきはつけられんとは、
気の毒な事じゃ」
「おい、きさまなら、どうする?」
「きまっておる。わしなら、長者の娘婿(むすめむこ)には、
易者や医者ではなしに、目の見えん男じゃ」
「ほほう。どうして、そうきめられるのだ?」
「わからんのか? 昔から、
『たとえ火の中、水の中』ちゅう言葉があるじゃろうが。
易者が占いをするのは当たり前。
医者が人を助けるのは当たり前。
それにくらべて目の見えん男は、本当に水の中をくぐって
娘を助けたんじゃ。
目の見えん男が娘を一番しあわせにするきまっておる」
越前守は山賊の言葉になるほどと感心して、
目の見えない男を長者の娘婿に決めたということです。
「うむ、これにて、一件落着!」
おしまい

 

幸せがつづいても、不幸になるとは言えない
 不幸がつづいても、幸せが来るとは限らない




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簡単ラクラク・甦る輝き!!です。
汚れ取り、艶出し、撥水性)の3つそろった
お手入れ剤です 

洗車後、ボディーの水を拭き取らず、スポンジに 
カーリンス(保護剤)を、5cm前後付けて、
薄くムラのないように塗り伸ばします
1回の目安は30~40cm位の四角を作る気持ちで、
塗り延ばして下さい、その後 タオルで拭き取ります。
後、カラ拭きを丁寧にします。
使用後の、効果の体感が、凄い!!!