流れ雲

繰り返しと積み重ねの過ぎ去る日々に、小さな希望と少しの刺激で、今を楽しくこれからも楽しく、神戸発信

メジャーでは無いけど、
こんな小説あっても、良いかな !!


信じれば真実、疑えば妄想……

アングラ小説です、不快感がある方は、
読むのを中断して下さい.

創作、ドキュメンタリーです。
ストーカー行為から脅迫に至った加害者を相手に、
刑事、民事と奮闘したあげく、
独りで裁判に持ち込みました。
このストーリーでは、民事裁判の手法や解説を交え、
被害者が直面されるであろう
問題点についても訴えています。
Author: 壇次郎


独りっきりの裁判 第1-5話 

加藤さんが怪我をして1ヶ月ほどが経った日のことでした。
一人の女性が求人雑誌を見て電話をして来ました。
そして、早速面接をする事になりました。
その応募者は、55歳のバツイチ女性で娘が二人います。
但し、娘たちは皆、成人し独立しており、
女性は現在、アパートで独り暮らしであるとの事でした。
その応募者の女性は、私の質問に対し、
時々、トンチンカンな答えをしていて、少々不安もありました。
履歴書を見ると、短大を卒業しています。
東京で働いていた経歴もありますが、
なんだろう・・・、この地名は、「東京都池袋市?」
問いただしてみても、住所に間違い無いと
自信有り気な答えでした。
この人は見た感じ、65歳を超えているかとも思えたのですが、
後に雇用保険の手続きで本人から住民票を貰いましたが、
生年月日に偽りはありませんでした。
清掃業務一筋で生活をして来たそうで、
面接時においても、どこかのビル管理会社で
清掃パートとして働いている最中とのことでした。
現在の勤務会社では人間関係が思わしくなく、
良い条件があればと思い当方に応募してみたそうです。
採用の可否については後日連絡するとして、
面接は終了しました。
そして、私は、あと、1週間だけ、
他に応募を待つことにしました。
相変わらず応募者は一人も現れません。
私は、一人で掃除をするだけならば
別に問題無いだろうと思い、
先日面接した一人だけの応募者に、
ビル清掃の仕事をお願いすることにしました。
他に応募者がいないし、「しょうがない、
まあ、いいや」といった気持ちでした。
私はこの時、人を雇うという行為に対し、
あまりにも安易に考えてしまいました。
正社員として会社の運営や信用に影響するのとは違い、
ビルの掃除ならば誰でもいいと考えてしまいました。
その「誰でも」という範囲に、
例えば、手癖の悪い人間、
考え方が普通一般的な人とかけ離れている様な人、
非合法組織の一員、薬物乱用者、等々が
含まれてしまうかもしれません。
殆どの会社では、パート、アルバイトを雇う時に、
いちいち興信所に頼んで身元調査をすることはしないでしょう。
でも、「身元保証人」だけは必要条件として
採用するべきでした。採用した人間が、
意図的に会社に損害を与えるかもしれません。
気に入らないことがあって、ビルに火をつけるかもしれません。
テナントのどこかに盗みに入ることも
可能性として考えておかなければなりません。
いずれも、採用した者に責任が問われます。
損害が与えられた場合に備え、
保証人の責務を明確にした契約書、又は、念書を
採用時に交わしておくべきでした。
早く、早起きから開放されたいという私の思いが、
判断力を鈍らせ、
この基本的な行動を省略させてしまいました。
私は、たった一人の応募者に採用の電話連絡をしましたが、
勤務開始は1ヶ月先にしてほしいとの返事でした。
1ヶ月待つのであれば、もう少し
まともな人間が応募に来るかもしれません。
「1ヶ月も待てません。来るのであれば、
すぐにでも勤務してもらえませんか?」と、
私は頼んでみました。
この私の頼みが歪曲されて解釈されていたなんて、
当時の私は思ってもいませんでした。
この中村(仮名)と言うおばさんこそ、
後に大変な事を仕出かす人物だったのです。

続く

Author: 夢庵壇次郎
http://www.newvel.jp/library/pso-1967.html


愚人は過去を、賢人は現在を、狂人は未来を語る

歌は心の走馬灯、
 歌は世につれ、世は歌につれ、
  人生、絵模様、万華鏡…


すきま風・ 美空ひばり



昨日という日は歴史、
 明日という日はミステリー、
  今日という日は贈り物、


時は絶えず流れ、
    今、微笑む花も、明日には枯れる



P R f:id:campbll3:20141216113825j:plain
特 長
1ボディーのローリング傷
2.拭き傷
3.頑固な水アカ 
4.ボデー面の退色・艶消え
5.ワックスを掛けても綺麗にならない
6.ウォータースポット(水カタ)除去 
ボディーの汚れや、艶引き等が簡単に復元できます。