流れ雲

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迫る列車から飼い主を救った犬、自身は脚切断。

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幸せがつづいても、不幸になるとは言えない
 不幸がつづいても、幸せが来るとは限らない



迫る列車から飼い主を救った犬、
線路外へ引っ張り出すも自身は脚切断。


飼い主が注ぐ愛情に応えるべく、
献身的な行動を見せた犬。
米国でいま、1匹の犬が身を挺して
飼い主の命を救った事故が報道され、
大きな話題を呼んでいる。

リリー(犬)がスペインさんと出会ったのは、
いまから3年前のこと。ボストンの警察官をしている
彼女の息子、デイビッド・ランテインさんが
アルコール中毒の母にとって良い治療になる」と、
飼い主がいなかったリリーを引き取ったことが
きっかけだった。
彼女も、彼が「溺愛する」と表現するほどリリーを
可愛がっていたそうで、
飼い出してからは息子の目論見通りに
飲酒量も減少。
リリーにとってもスペインさんにとっても、
お互いに素晴らしい関係を築ける
最高のパートナーとなった。

事故は先日の夜中、飼い主と犬が、
出先から徒歩で自宅へ向かっていた。
すると、侵入した線路上で突如飼い主が
意識を失う事態が発生。
直後に貨物列車が接近し、
危険を察知した犬は飼い主を線路外へ
引っ張るように懸命の救助活動を行った結果、
飼い主はけがもなく無事助かったものの、
犬は右前脚を切断する大けがを負ったという。

米放送局ABCや系列WCVB-TVなどによると、
この事故は5月3日の夜遅くに
マサチューセッツ州シャーリーを走る
線路上で起きた。
事故に遭遇した貨物列車の運転士によると、
列車が現場に接近したとき、
線路上に倒れている女性と、
彼女を必死に線路外へ引っ張ろうとしている
犬の存在を確認したという。
運転士はすぐに急ブレーキをかけたが間に合わず、
接触音を聞いたため 女性のもとへと急行。
すると女性は無傷で無事だったそうだが、
助けようとしていた犬は右前脚を轢かれ、
大けがを負ってしまった。
現場で倒れていたのは、犬の飼い主で
54歳の女性クリスティーン・スペインさん。
彼女はこの日、友人宅へ出かけた帰りに
線路へ侵入し、連れていたメスの
ピットブル犬リリー(8歳)と一緒に
家に向かっていた。
ところが酒を飲んで酔っ払っていた彼女は、
現場で突然意識を失い卒倒。
それに気付いたリリーが、列車から
彼女を救おうと、必死の行動に出た。

事故を受けて、ランテインさんが運ばれた
動物病院へと駆けつけると、
大けがを負ったリリーは「美しい目で」
大丈夫と知らせるように心配する彼を見つめ、
尻尾を振ったという。しかしこのときのリリーは
右前脚を切断しただけでなく、
骨盤骨折や内臓を損傷する
重傷を負っていた状態で、
それでも気丈に振る舞う愛犬に、
彼は「私たちはリリーを救ったけど、
彼女は母の命を救ってくれた」と
感謝の気持ちでいっぱいになったそうだ。
ただし、倒れた直接の原因は不明ながらも、
現場に駆け付けた際には
酒に酔った状態だったという
スペインさんの不注意が、
事故を招く大きな一因になったことは否めない。
実際、彼女は「アルコールに関係する罪には
問われなかった」ものの、
線路侵入や動物虐待の容疑で
事故翌日に起訴された。
そんな反省も込めた感謝の気持ちもあってか、
助けられた彼女は事故後、
ランテインさんと共に家を掃除して、
「大好きなおもちゃ」も用意して
リリーの帰りを待ち侘びているという。
リリーの勇気ある救出行動を伝える事故報道は、
米メディアでも広く取り上げられ、
多くの人々に感動をもたらしている。
リリーが運び込まれた動物保護センターのサイトでは、
事故の話と共に手術費用の
寄付を求めるページを開設したところ、
すでに世界中から「7万6,000ドル(約600万円)」もの
お金が集まったという。
現在は順調に回復し、退院したと伝えられているリリー。
これからはスペインさんにも充分助けてもらいながら、
再び仲良く幸せな時間を過ごしてもらいたい。

(著:Narinari.com 編集部)

友達になることは、その人にあげられる、
最高の贈り物である。




ゴミ箱の日記帳~
2年付き合った彼に振られました。~
2年付き合った彼の口から出た別れの言葉。
それはとても優しい彼が言ったとは
思えないほど ひどい言葉でした。
けれどそのひどい言葉の裏には、
受け止めきれないほどの愛が
隠れていたのです。
どんなにまだ好きだと言っても
復縁はかなわず、
音信不通になってしまいました。
そんな彼の友達から、
彼が亡くなったことを聞き、
彼が書いた日記をもらいました。
『入院二日目、
昨日は周りのものが めずらしくて
初体験ばっかだったけど、
今日からヒマなんだよな~。
こうやって日記つけてみたわけだけど、
オレのことだから続かんだろなぁ。
N(私のことです)は今頃
元気にしてるかなぁ。
最後傷つけちゃったけど、
新しい男でも見つけてくれんかなぁ。』
最初、私は彼が病気をしていたことも、
入院していたことも知らず
夢中で日記を読んでいました。
日記には彼の私への想いが
たくさん書いてありました。
『今日テレビでディズニーランドの特集やってた。
Nと行ったことを思い出した。
あいつ買い物大好きだったから、
あの時は疲れていい加減にしろとか思ってた。
でも帰りにこっそり買っといてくれた
ミッキーはうれしかった。
今枕元にあるけど、
友達なんかにからかわれるから
皆が来るときだけは隠してる。
別れちゃったしなぁ・・・
好きなんだよなぁ。』
『夢にNが出てきた。半年会ってないよなぁ。
別にたいした夢じゃないけど喋った。
それだけで幸せだなぁ。
なんで目、覚めちゃったんだろ。
今ごろ誰と喋ってんだろ。
宇多田の歌みたいだ。』
それは日記では無く、
私のことばかり書いてありました。
『やっぱりNが好きだぁぁぁ
忘れられねぇぇぇぇぇ。
日常の一つ一つにNが出てくるんだよう。
ばかやろぉぉぉぉぉぉ。』そして、
次のページが最後でした。
『オレはもうすぐ死ぬらしい。
医者ははっきりとは言わんけど、
わかるモンだなぁ。
思えば治らない病気だって聞いてから
もう1年だ。結構長く生きた方だし、
充分な人生だったんじゃねぇ?って
思おうとしたけどやっぱりダメ。
もっと生きたい。
Nともっと一緒にいたかった。
入院してる間、振ったことを、
あんなひどい言葉を言ってしまったことを
ずっと後悔してきた。
でも、完治なんて可能性が無い。
Nはキレイだし性格いいんだから
すぐ次に男ができる。
オレのために人生棒に ふらせるわけにはいかん
・・・って何回も納得したはずなのに。
Nと喋りたい。今から電話したい、
会いたい。まだ死にたくない。
まだフォアグラ食べてないし、
USJ行ってない。大学卒業したかったし、
母さんに親孝行もしたかった。
ベタでも父さんと酒飲みたかった。
Nをもっと抱きたい。結婚して子ども欲しかった。
おじいちゃんおばあちゃんになっても
手を、つなぐような夫婦になりたかった。
Nにあいたい。でももう叶わない。
後悔してばっかりだった。
死ぬときは笑っていきたいけど、本音は辛すぎる。
N、やっぱりまだまだ愛してる。
オレのこと忘れて幸せになれよ。』
涙が止まりませんでした。
彼は私のことを常に考えてくれて、
でも私は彼の体のことなんてまったく気付かずに
自分のことばっかり考えていました。
何で死んじゃったんだろう。
私には彼しかいないのに。
友達はこの日記を病院のゴミ箱で
見つけたそうです。
私に見つからないようにだと思います。
私のことをここまで想ってくれる人は
もういません。
お葬式には行けませんでした。
明日は彼の一周忌です。
最初は自暴自棄な私でしたが、
彼のためにも、
幸せになろうと思います。


時は絶えず流れ、
 今、微笑む花も、明日には枯れる


女は星の数ほどいるが、星には手が届かない



P R

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特 長
塗装表面に塗布するだけで、
極薄いガラス皮膜を形成します。 
汚れが内部まで浸透しない為、
お手入れがラクラク

奇蹟の1滴